サーチコンソールの使い方を丁寧に解説
Googleサーチコンソールは、旧ウェブマスターツールです。
Googleが提供しているサーチコンソール(Search Console)は、実用することでアクセス数や集客の増加が見込める非常に重要なツールです。
ホーム画面です。
以下、左の項目を順に説明しています。
サマリー
サマリーには、検索パフォーマンス・カバレッジ・拡張 の3つが右側画面に出ます。
検索パフォーマンス
「検索パフォーマンス」「レポートを開く」どちらでもOKです。
すると、右側にこのように表示されます。
※該当箇所を選択すると色が反転します。反転させると、グラフからその箇所のデータが消えますよ。
合計クリック数
ユーザーがクリックして、このサイトが何回見たのか。私はまだ7回でした(*_*)
合計表示回数
ユーザーが検索した際、このサイトが何回表示されたのか。これを見てユーザーの検索ワードが分かるので、それに合ったタイトルや内容にすると回数が増えることが分かります。
平均CTR
合計表示回数における実際にクリックされた比率です。検索されてもクリックされなければ意味がないので、タイトルやディスクリプションを工夫するとクリック率が上がります。
平均掲載順位
検索された場合の平均順位です。1ページ目に表示されると見ていただける可能性が圧倒的に上がりますので、私は10位以内をまずは目指しています。
クエリ
下の黒塗りの部分はキーワードです。どのようなキーワードでユーザーが検索したのかが分かります。キーワードに合わせてたタイトルや内容作りのヒントにもなります。
URL検査
クリックすると、中央上にURLが入力できるようになります。サイト内のURLを入力すると、Googleインデックスからデータを取得して、問題点などがあれば表示してくれます。
正常にインデックスされていると「URLはGoogleに登録されています」と表示されます。
※インデックスとは、GoogleにそのURLが認識されていることです。そのサイトはGoogleが見つけられますということです。
カバレッジ
サイト内のインデックス状況が分かります。
カバレッジをクリックします。
エラー
インデックスに登録されていないURLがあると件数が表示されます。そのURLはGoogleの検索に表示されないので、修正が必要です。
⇒カバレッジエラーの修正ができました。やり方はこちらにご用意。
有効(警告あり)
URLがインデックスに登録されていますが、何らかの問題があるとの警告です。サイト側で登録を拒否するような希望があるのでは?と解釈されています。確認が必要です。
有効
ページは正常にインデックスされています。
除外
意図的にインデックスに登録されていないURLです。インデックス登録処理の途中段階にある可能性と、意図的に除外されていて正しい動作である場合もあります。
私の場合、Google AdSense審査において記事を大幅に削除しましたので、恐らくその影響かと思います。
サイトマップ
サイトマップの送信です。
サイトマップはこちらから送信して、問題ないとGoogleが認識してくれます。サイトマップを作成してアップロードした後、設置したURLを入力して送信ボタン。正常であれば、ステータスに「成功しました」と表示されます。
設置場所はルートディレクトリ。
私は サイトマップを作成-自動生成ツール から作りました。
※過去にアップロード場所が違ってエラーとなりましたが、エラーのまま表示されてますが、特に問題ないようです。
モバイルユーザビリティ
モバイル=スマホでサイトを見た時に、何かしらのエラーがあれば、エラー件数とレポートが表示されます。
セキュリティと手動による対策
そのサイトに対して実施された手動による対策があるかどうかを確認したり、サイトの手動による対策の履歴を表示したりします。
手動による対策
問題があれば、警告が表示されます。
手動による対策を受ける場合、自分のサイトを不正な手法で上位に掲載しようとしたり、ハッキング、ガイドライン違反などがあります。
もしも警告が表示されても、修正ができれば解除できます。
セキュリティの問題
問題があれば、こちらのセキュリティレポートが表示されるようです。
リンク
外部リンク
上位のリンクされているページ
自分のサイトのどのURL(ページ)へのリンク数が最も多いサイトかを確認できます。
上位のリンク元サイト
どんなユーザ、第三者からそのサイトが評価されているかが分かります。これは重要で、評価の高い重要な外部リンクがなくなると、順位が一気に落ちるからです。詳細から「データをエクスポート」できますので、順位が落ちた際にどのリンクが減ったのかを確認ができます。
上位のリンク元テキスト
リンクを設定する際のテキストのことす。「詳しくはこちら」などの他のページへのリンクです。どのテキストに外部からリンクが貼られているかが分かります。
内部リンク
上位のリンクされているページ
内部リンクは、内部でどのページにリンクが貼られているかです。一番多く貼られているのがトップページになるように調整が必要です。トップページはそのURLの顔ですので、あるブログの投稿が一番とならないようにです。
自然な構成になるように注意が必要です。
設定
この項目は、サイトの所有者の設定です。
このサイト対して、実際に誰に所有権があることかを証明する設定です。
※画像はすでに登録完了してしまってます。すみません。
証明方法は5つあります。Googleサイトで確認しましたが、5つ全部という記述はなく、所有者が少なくとも 1人必要と記述がありますので、1つだけでも良いと思います。私は心配性なので全部しています。
HTMLファイルで登録
設定へ進むと、ファイルをダウンロードするよう指示されます。そのファイルをトップページとディレクトリにアップロードすると、確認が完了となります。
FTPソフト等でアップロードしてもOKです。
HTMLタグで登録
設定へ進むと、metaタグが用意してあります。そのmetaタグをコピーして、サイトのホームページにある <head> セクション内の、最初の <body> セクションの前に貼り付けます。
無事に完了したら、確認が完了となります。
※このサイトをソースで表示すると、metaタグが表示されます。
<meta name=”google-site-verification”
で検索すると、貼る位置がお分かりいただけると思います。
Googleアナリティクスで登録
Googleアナリティクス にアカウント等の登録をして、トラッキングコードを取得します。
コピーして <head> セクションに貼り付けます。私はワードプレスのプラグイン「Google Analytics for WordPress by MonsterInsights」で設定しました。
Googleタグマネージャーで登録
設定へ進み、タグマネージャーでアカウントを作成したらOKです。
とても簡単でした。
ドメイン名プロバイダで設定
設定へと進むと、TXTレコードが表示されます。取得したドメインのDNSレコードにTXTレコードを追加する編集作業です。
取得・管理しているドメインの管理画面から行えると思います。
私はさくらインターネットで取得しましたので、そのやり方を。
会員メニューへログイン⇒ドメインの確認⇒ドメインメニューへと進み、該当のドメインのゾーン編集から変更でOK。
エントリ名 | 空欄でOK |
種別 | テキスト(TXT) |
値 | 表示されたTXTレコードをコピペ |
DNSチェック | する |
TTLの指定 | チェックしない |
入力できたら、新規登録ボタンから左側のデータ送信を選択。
反映までに半日から1日程度で、問題なければ確認の完了となります。