ある日、阿部敏郎さんを知りました。
私は今、これまでの40数年の生き方・考え方を完全に変えました。
阿部敏郎さんは、どんなことも笑顔で笑って話されます。
これまでの現実で悩んでたことが大したことではないと知り、とても落ち着きます。
阿部さんは、瞑想をした方が良いと言われます。
このことから、私は瞑想を始めました。
これまでヨガとか世間のブームなどで瞑想をしたことはありました上手くいかずでした。
『無』になれ!と聞いて『無』になろうとするのですが邪念がすぐに邪魔をする…
できないんだ、とすぐに諦めていました。
阿部さんは、瞑想することが大事。例え邪念が入ろうがそれはそれで良い。
瞑想は睡魔のように来る、それを待つだけだと仰られます。
もし邪念や色々な出来事が頭に浮かんだら、思考が来たなと眺めるだけ。
そう言われ、無理なくやってると瞑想ができてきました。
リアルと思ってる現実は、実はリアルではなく、それは眠っている状態。
事実は『今、ただここにあなたがいる』。これだけがリアルで目醒めた状態。
目醒めの状態になるとこれまで過ごしてきた現実が偽物であると分かる。
聖人君主のように悟ったように素晴らしい人間になるのではなく、
何かが起こるとかってことがない状態が目醒めの世界。
阿部さんの話で、私は眠っている状態だと知りました。
眠りの世界、つまり私がこれまで過ごしてきたこの世界は、
楽しい・嬉しいもあり、苦しい・悲しいもある世界で、それが人生と思ってました。
その人生を少しでも苦しみ・悲しみがないように、金や名誉・地位などを得る。
私にはそれらはないけど、それらをある程度手に入れた人にもやはり苦しみ・悲しみはある。
どうなれば本当の幸せになるんだろう。
そんな疑問がずーっとありました。
でも、目醒めた世界では楽しい・嬉しい・幸せなどのポジティブしかない。
私は…?私って誰?まぁいいや、私は目醒めたい!
決めた。
目醒めるぞ!
そして今、目醒めるために色々学んでいます。
すぐに目醒められず、日々考えています。
一人さんの言葉、小林正観さんの言葉、阿部敏郎さんの言葉を自分なりに解釈し、
自分なりにミックスして考えます。
そうすると、色々分かったことがありました。
一つ挙げると『今の目の前の現象は過去にあったこと』
もう一度目の前で起こったことに対し、今度は巻き込まれないようにする。
そうすることでそのカルマが刈り取られて現れなくなる。
確かに、これまでも過去と同じような境遇になることが多々ありました。
例えば、嫌な上司・部下・同僚・職場。
私はいつもある程度は我慢できるが、耐えられなくなるとキレるか辞めるかだった。
でも、これからはその出現を感じたら巻き込まれないように距離を取っていく。
そのお陰で、実は私は今の職場で怒ったことがまだ半年ですが一度もない!!
阿部敏郎さんは『目の前の映像に巻き込まれてないですか』と言われます。
確かに、気にしないようにしているのですが気付けば人を気にしてしまっています。
でも、目醒めるという目標は変わらない。
阿部さんの言われる、『目醒めるためにはどうするかではない。すでに目醒めている』
この言葉を糧に、目醒めるにはどうするかと思わず、瞑想してただただ今を感じよう。
そして、並木良和さんと出会いました。