ある日、小林正観さんから阿部敏郎さんを知りました。
私は今、これまでの40数年の生き方・考え方を完全に変えました。
正観さんからは、日々どのような気持ちで生きるのかを学ばせていただきました。
例えば夫婦で、相手の嫌なところがある。
私はそれまでは、本とか相談とか宗教などから、相手を変えるのではない。
相手は変えられるものではないから、自分が変わることと理解していました。
でも正観さんは、『相手を受け入れるだけ』だと仰られてました。
『ありのままの相手を受け入れる』、自分が受け入れるれば良いだけだ、と。
これは衝撃的でした。
これまで何度も自分が変わろう、相手の良いところだけを見るように自分が変わろう。
自分が我慢できれば周囲は平和、私が起こったりイライラしないように変わろう、と。
でも、この方法は大変私には難しかったです。
変わろう、相手は自分の鏡と言い聞かせていても、ふとした瞬間にはイライラしている。
続けても続けても同じ繰り返しで、『まだまだだなぁ…』と思う数十年間でした。
正観さんは 受け入れる だたそれだけでした。
相手のある行動や言い方にイライラするってことは、私がそのことを嫌っているから。
だからいつも私の心は乱れていました。
嫌って直させようとなるとそれは私の都合である。
そうではなく、ただ受け入れたら心が乱れることがない。
数十年間、自分が変わろうとか我慢しようとかして一向に進歩しなかった私が、
この一言でス~っと肩の荷が下り、『そうか』と即実践でき即効果が分かりました。
私は一番思ったことは、
これまではやはり何らかの修行が必要で、それを続けてたらいつかは成就できる、でした。
我慢が効かないのは修行が甘いから。もっと自分を律して頑張らないと。
でも、そうではなかった。
修行はない。
ただ、自分の意識を変えるだけ。
これが私の人生を大きく変えることになりました。
ある時聴いた音声から、『悪魔会議』という話がありました。
このことを知ってるのは私だけだと思っていたが、私以外に知っている人がいたので驚いた。
ということでした。
『悪魔会議』の話は、人間をいつまでも不幸にしておくために、次期悪魔大統領を決める。
3人の候補がいて、それぞれ人間界でしてきたことが発表していきます。
1人目、新種のウイルスを撒き散らしてきた。エイズ・鳥・豚インフルに狂牛病。
欲深い人間どもが肉を食し性欲におぼれる限り、これらの恐怖からは逃れられない。
観客の悪魔から歓声が上がる。
2人目、暴力と破壊の楽しさを教えてきた。映画やゲームの娯楽に悪魔性を吹き込んできた。
子どもの頃から洗脳し、無差別に人を殺しても何とも思わなくなる大人を養成できるようにした。
またまた悪魔から歓声が上がる。
3人目、聖者になりすまして『あなたは神の子だ』、どんなに苦しくても頑張れ。
耐え忍べ。そして希望を持て。いつの日か神に近付くだろうと教えてきた。
観客は静まる。だって神の子と真実を話してしまっていることに絶句している。
しかし、現職の悪魔大統領が言った。
3人目のお前こそ完璧に仕事をやってのけた。
彼らは永遠に自分を高め続け神に憧れ、『いつの日か』を待ち続けることで今の幸せに気付かない。
よくやった!次期大統領はお前だ。
幸せになるために、いつか幸せになるぞ、そのために諦めず頑張り続けたらいつかはなれる。
このように家庭でも学校でも教えられてきました。
が、実は違ったんだと分かりました。
今。
今が幸せ。
明日ではなく今。
正観さんがこの人は分かってると言われた阿部敏郎さん、興味津々で聴くようになりました。